主婦ときどきオタク日記

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子どもにゲームを与える時の注意点~暴力性と依存症~

こんにちは、あさぴょんです。

今回は、子どもにゲームを与える時、どういうことに気をつけるべきか、我が家の小6・小1の子どもに対する方針を引き合いに、考えてみたいと思います。

 

ゲームイラスト

 

子どもにゲームをやらせることについては、いろいろな考え方があります。

私の周囲にも、ゲーム機を買わず完全にゲーム禁止の家庭から、幼稚園からDSを持たせている家庭まで、様々です。

ゲームが子どもの成績に影響を与えるかどうかというのも、いろいろな説があり、はっきりとしたことは分かっていないようです。

ただ、子どもへ悪影響を与える可能性が高い、とされているゲームがあります。

 

 

 

子どもに良くない可能性が高いゲーム

 ①暴力的なゲーム

 子どもに暴力的なゲームをやらせていると、子どもが攻撃的行動を示すようになる、という検証結果があります。

②オンラインゲーム

 刺激が強く、ゲーム依存になりやすいことが分かっています。長時間のプレイにより、昼夜逆転・不登校になることも。

この2点については、注意する必要があると考えます。

 

暴力的なゲームの対処法

 我が家の場合、①の暴力的なゲームについては、ゲームのレーティングを確認して子どもにやらせています。

 

レーティングとは、ゲームの内容によって対象年齢を表示する制度です。

性表現、暴力表現、反社会的表現、言語・思想表現の項目で審査されています。

ceroA・・・全年齢対象

ceroB・・・12歳以上対象

ceroC・・・15歳以上対象

ceroD・・・17歳以上対象

ceroZ・・・18歳以上のみ対象

となっており、ほとんどのゲームソフトのパッケージに表示されています。

通信で購入する場合も、表示されます。

 

ゲームパッケージ1


 

このレーティング、ゲームをやる人は当然知っているんですが、実は意外と知らない大人が多いんです!

私の周りのママさん達も、大人用のゲームが多数存在することを知らず、「ゲームは子どもがやるもの」という認識の人が多いです。

ママさん達と立ち話してる時に、「昨日ゲームやってて・・・」とうっかり言っちゃったら、「え?大人なのにゲームやってんの!?」と驚かれたこともあります。

そういう人は、ゲームは全て子ども用に作られていると思っています。

また、ゲームをやる親(パパさんの場合が多い)でも、年齢制限を知っていても、無頓着な人もいます。

 

実際、長女の小学校では、男の子の間で、PS4のフォートナイトというゲームが流行しています。

中には、幼稚園年長の子にもやらせているという人もいます。

でもこのフォートナイトというゲームは、ceroC、つまり15歳以上対象です。

内容も、銃で人をキルしまくって最後の生き残りになることを目指すという、暴力的なゲーム。

しかもオンラインなので、かなり刺激が強いと思います。

自分が銃でキルした人も、コンピューターではなく、画面の向こうにいる誰かなのですから・・・。

オンラインゲームについては、次の項目で書きます。

 

また、中高生の中には、ceroZのゲームをやっている子もいるそうですが、ceroZはかなり刺激的です。

私がプレイしたことのあるceroZのRPG(SKYRIM、ウィッチャー3、アサシンクリードオデッセイ等)は、リアルな画面での残虐シーンはもちろん、物を盗んだり人を殺めたりでき、俗にいう「悪人プレイ」ができてしまいます。到底子どもにやらせていいゲームとは思えませんでした。

 

レーティングは、そこまで厳密に守らなくてもいいとは思います。

実際我が家では、ceroBのゲームソフトでも、大丈夫だと判断したものについては子どもにやらせています。

そこは各家庭の判断でいいと思います。

ちなみにうちでオッケーにしたceroBのゲームは、ソフィーのアトリエ、FF12、ゼルダの伝説BOTW、ファイアーエムブレム風花雪月です。

ceroCも、FF10(リマスター版はceroCなんです!)くらいならやらせてもいいかな~と思っています。

でも暴力的要素が高く、年齢制限がかかっているゲームは、子どもにやらせるのは慎重になるべきだと思います。

 

 

オンラインゲームの対処法

 

 オンラインゲーム、我が家では、スプラトゥーン2のみオッケーにしています。

 

ゲームパッケージ2

 

本当は全部禁止にしたかったのですが、ニンテンドースイッチを買った当時、めぼしいゲームソフトが他にあまりなく、オンラインだけどRPGじゃなければ依存性も大丈夫だろう!との判断で買ってしまったのです。

結果、うちではゲームは1日30分×2回という時間制限をしているおかげか、飽きっぽい性格のせいか、子どもが依存症になることはありませんでした。

しかし、なんとパパさんが半依存症になってしまったのです(゚Д゚;)

これについては後日書きます・・・(泣)

 

でも子どもの場合、親がある程度制御できるので、ヤバそうだな、と思ったら時間制限を厳しくしたり、必要ならば取り上げるという対応もあるかと思います。

時間無制限というのは、絶対にやめましょう。

まあ、個人的には、日中子どものゲームを監視できない場合は、オンラインゲームには触らせないのが一番かな、と思います。

 

我が家は、スプラ2以外のオンラインゲームは全面禁止、スプラ2は様子を見ながらにしようと思います。

ちなみにフレンドやチャット等については、トラブルの元になりそうだという理由で、子どもにはやらせていません。

 

前述のフォートナイトですが、 プレイしている知り合いの幼稚園年長の子は、毎日ゲームゲームと目の色を変えていて、お絵かきや工作なんて全くやらなくなってしまったとママさんが嘆いていました。

この子の場合は、パパがプレイしていて、子どもにもやらせたのが最初ということなので、ママは止めようがなかったのかもしれませんが、暴力性はもちろん、依存性がかなり心配になります。

小学生の男の子たちは、オンラインでプレイしているので、休みの日も友達とずっとやって困ってる、と言ってるママさんもいました。

やめるように言われてゲームを中断できるうちはいいですが、やめられなくなったり、隠れてやるようになったら要注意だと思います。

 

 

 ゲーム機の設定をうまく使おう

3DS、PSvita、PS4、ニンテンドースイッチあたりが今現在メジャーなゲーム機だと思いますが、これらはみんな、子どもの年齢を設定することができます。

そうすれば、年齢に合っていないゲームはプレイできなくなります

うちは、長女はまだ11歳ですが、ceroBのゲームをやることがあるので、12歳に設定しています。

また、PSvita、PS4、ニンテンドースイッチは、1日のプレイ時間を設定することもできます。

ただこれは、友達とやることもあるので、悩ましいですね(´=ω=`)

うちは携帯型ゲーム機は子どもにやらせない(スイッチは持ち出し禁止)ですし、昼間家に私がいるので、特に設定はしていません。

友達を家に呼んでゲームすることも多いですが、それは時間制限せず、その代わりその日の夜のゲームは30分だけにしています。

うちの長女、基本、オタク引きこもり気質なので、ゲームでも何でも、友達と遊ぶのを優先にしています(;゚∀゚)

フレンドやチャット等についても、ゲーム機によっては禁止に設定することができ、我が家は全て禁止の設定をしています。 

 

 

ちなみに、我が家のゲームルール

・ゲームはその日の勉強が終わってから(友達と遊ぶ場合を除く)。

・勉強が終わった後~寝る時間までの間で、1日30分×2回。ただし、まだゲーム中でも、寝る時間になったら終了。

・友達とゲームで遊んだ日は、1日30分。

・携帯型ゲーム機は禁止。ニンテンドースイッチは、友達と遊ぶ時は自室に持っていってもいいが、基本、リビングから持ち出し禁止。

・本格的なゲームは高学年(小4)から。次女(小1)はぷよぷよ、マインクラフトのクリエイティブモードを1日10分のみOK。

・外で友達のゲーム機を借りて遊ぶ時間については、親が把握できないので、自由にしてあります。

 

よく聞くのが、携帯型ゲーム機を自室でこっそりやっている→親が取り上げて巧妙に隠す→どういうわけか必ず見つけてまたこっそり・・・というループ。

うちの場合は、タイマーをかけさせていますが、親の目を盗んでタイマーの分数を増やしたり、タイマーを止めてトイレにいき、戻ってきてもタイマーを動かさずにしれっとゲームを始めていたり・・・ほんと油断大敵ですヽ(*`д´*)ノ!

 

各家庭によって、ゲームに対する考え方が違いますし、お子さんの性格・友達との遊び方もあるので、いろいろ試行錯誤しながらルールを設定していくのがいいのかなと思います。